メルカリとラクマを使ってみての比較感想

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1.はじめに

メルカリとラクマを比べるには規模が違いすぎる。
「メルカリは、レベチや。」

使ってみての個人の感想としては、
「出品者側としてはメルカリの方が売れやすい。
購入者側としてはメルカリの方が比較対象、商品数が多く買いたいものに出会いやすい。」
である。

ラクマも良いところがあるので、
もっと頑張って欲しいというのが今回の趣旨である。

2.ラクマの方が良いところ

・販売手数料が安い
ラクマは3.85%、メルカリは10%

・購入者を選べる
購入申請機能が付いているので、
評価が低い相手などとの取引を未然に防げる。

出品者側からすると、
大きなメリットである。
特に手数料のメリットが極めて大きい。
それにも関わらず、出品者数はラクマの方が圧倒的に少ない。
上記の2つの利点は出品者側のメリットで、購入者側のメリットではない。
売れなければ意味がないので、結局利用者数が多いメルカリで出品する。

なお、私は普段、楽天を利用していないので
楽天経済圏で生活しているユーザーのメリットはわかりかねるところがある。

次に利用者数等について、書いていく。

3.利用者数

メルカリの2020年6月期第3四半期決算の決算説明会資料(https://pdf.irpocket.com/C4385/Fjpu/aYI7/DRcA.pdf)
によると、2020年6月期第3四半期のMAUは1,657万人となっている。
MAUとはMonthly Active Usersの略で登録者数ではなく利用者数の指標である。
2018年7月2日のプレスリリースによると、
日本のDL数は7,200万、アメリカで3,750万で合計1億800万と発表されている。
現在は当然もっと増えているはずだ。

ラクマに関しては、MAUを公式資料から見つけることができなかった。
AppStore画面を見ると、累計のDL数が2,000万を超えたとのことである。

試しに自分の好きなものをそれぞれで検索してみれば、
出品者数の違いに直ぐに気づくだろう。
メルカリの方が圧倒的に出品数が多い。
商品を出品すると、出品物の閲覧者数を見ることができる。
ここでも、マーケットの規模の違いを実感することができる。
メルカリの方が、閲覧者数が圧倒的に多い。
なお、無在庫のリスクがあるので一つしかない商品の同時出品は基本的にNGである。

4.サービスについて

私は、メルカリでもラクマでも出品・購入の両方を経験している。
サービス自体に大きな差は感じていない。
取引相手に恵まれたおかげで、大きなトラブルを経験していない。
全て良いの評価しかないし、良いの評価しか付けたことがない。

出品方法や購入方法もあまり変わらない。
前述のとおり、ラクマに購入申請方式があり出品者が購入相手を選べる。
たまに悪い評価ばかり付けているユーザーがいるので、
出品者側には取引が終わるまで極度の緊張感があるときがある。
現状、「良い」が普通以上、「普通」が問題があった、
「悪い」がもう取引したくないというような評価である。
評価は永遠に残るので「悪い」は避けたいことこの上なし。
なお、ラクマで購入申請なしの設定もできる。

また、メルカリは出品の際に写真を10枚載せることができるのに対し、
ラクマは4枚しか載せることができないという違いがある。
4枚ではものによっては、足りない場合があるので
この点はメルカリに劣る点と言える。

次に発送方法に関しては違いがある。
ラクマでは、匿名配送は日本郵便しかできない。
メルカリは、日本郵便とクロネコヤマトで匿名配送ができる。
また、ラクマの方が送料は少し高い。

匿名配送のゆうパケットでは、
メルカリが175円、ラクマが179円、
60サイズは同じ700円、
80サイズは、
メルカリが800円、ラクマが900円、
100サイズは、
メルカリが1,000円、ラクマが1,150円
となっている。
そして、ゆうパケットプラスはメルカリのみのサービスである。
ゆうパケットプラスとは、65円の専用箱で
大きさ・重さが長さ24cm、幅17cm、厚さ7cm以下・2kg以下
の条件で375円で配送できるサービスである。

余談だが出品したことがない人は、この送料の金額を分かっていないと感じることがある。
購入者側からするとAmazonなど送料無料が多いので、
送料という発想に至らないことが多くなっているのだろうか。

配送方法に関しては、メルカリに分がある。
ただし、メルカリの匿名配送でのゆうパックは100サイズまでであり、
それ以上の大きさの匿名配送は宅急便を利用するしかない。
また、送料は基本的に出品者の問題なので、
ラクマの販売手数料を考えると送料の差は気にならない。

他には、メルカリの方がお得なキャンペーンが多い。
招待キャンペーンにしてもそうだし、
キャンペーンで発行されるクーポンの額が、
ラクマ100円が多いのに対して、
メルカリは500円など差がある。
これも購入者側すると、メルカリの大きなメリットである。
結局、販売手数料の差はどこかで現れてしまうということだろう。

商品の売上で商品の購入やメルペイとして利用ができるので、
一度使ったメルカリ内で留まらせる仕組みができている。
そもそもとして、個人はそんなに売るものがないので、
さっさと売れやすいメルカリで売って終わりにすることも考えられる。

5.招待コード

招待するとそれぞれポイントをもらえるキャンペーンをやっている。
メルカリでは、現在500ポイントで無制限である。
ラクマでは、100ポイントとなっている。
ラクマの招待コードによるポイントの有効期限は7日間しかなく、
個人的に全く価値を感じない。
メルカリは、180日間も有効である。

私のメルカリの招待コードはUVYMBN
よろしければご利用ください。
※招待した人とされた人のアカウントはお互いにわかりません。
会員登録する最初の1回しか入力チャンスはありません。

ラクマの招待コードは省略させていただく。

6.おわりに

販売手数料の差と購入相手を選べるラクマの利点は魅力的である。
もう少しラクマの利用者が増えて、
メルカリと比較対象になるようなマーケットになれば、
競争等によって利用者の利便性がさらに上がることだろう。

最後にいっておくと、
ラクマ、広告多過ぎな。

マスター:クレア

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