【HSP】Victorの高級耳栓のレビュー
概要
無しよりの有り。これが結論（個人の感想）です。
無しよりの理由は、値段が高いからです。
結局有りなのは特定の用途（使い道）を見出したからです。
一個人の感想だという大前提の上で、以下の詳細のレビュー（感想）をご覧いただければ幸いです。Victorの耳栓は約2カ月使用しての感想になります。
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レビュー
ウレタン型の耳栓1組が約100円なので、Victorの耳栓はその約40倍の値段（4,000円弱）です。およそ40倍の価値があるかと聞かれれば、答えに窮します。一般的な耳栓に比べれば大分高いので、高級耳栓と言っても差し支えないでしょう。
買ってしまったら衛生品及び消耗品ゆえに使うしかないのです。
Victorの耳栓といっても、物理的に耳の穴を塞ぐ仕組みで電気は一切使用しません。見た通りイヤホン型の耳栓です。レビューする上で比較が必要なので、今までの私のラインナップを紹介します。
今までのラインナップ
・AirPodsPro（第一世代）
・ウレタン型の耳栓
・キノコ型の耳栓
イヤーマフとヘッドホンは、眼鏡との相性が悪い及び蒸れる、直圧が気になり長時間には向かない等の理由により、試したことがありますが使っていません。
私の耳栓歴は長く、もちろんサイレンシアやピップの耳栓など上記のラインナップ以外もたくさん使用しています。このあたりは、ウレタン型の耳栓と一括りにさせていただきます。
ウレタン型の耳栓の遮音性能を1とすると、キノコ型は0.9前後、Victorのは0.8前後といったところです。これは計測器で測ったわけではなく、完全に個人の感想です。Victorの耳栓もそれなりの遮音性を発揮してくれます。小さい音は気にならない程度にしてくれますし、大きい音は少し遠くにしてくれます。
それで、どこにVictorの耳栓の用途があるのか？ということになりますが、睡眠用です。
ウレタン型を睡眠時に使用すると、耳が痛くて途中で目が覚めてしまうことが多かったです。ウレタン型は耳の奥まで入れるため、圧迫感が強いです。一方でVictorの耳栓は耳の入り口を塞ぐだけなので、圧迫感というか異物感がウレタン型よりは少ないです。
つまり、私にとっては長時間の使用にVictorの耳栓の方が向いていたということです。
念のため書きますが、物理的に耳を塞がないと遮音性を発揮しないのでVictorの耳栓も普通のイヤホンと比べれば、当然着用感や圧迫感はあります。ウレタン型よりは、幾分ましということです。
ちなみにですが、私は仰向けで寝ています。寝ているときに外れたことは1回あったかないかです。これも枕との関係があるので、一概には言えません。
作業用には、AirPodsProを使っているので、睡眠・休憩用にVictorの耳栓と使い分けできました。精密機械のAirPodsProを睡眠時に使用するのは、故障の原因等となり危険というか用途的に向かないでしょう。AirPodsProの遮音性とウレタン型の耳栓の遮音性を比べるのは難しいです。同程度のような気もしますが、機械音や反復音にはAirPodsProの方が上だと思いますし、AirPodsProの方が着用感は非常に少ないです。作業用にはAirPodsPro（ノイズキャンセリングイヤホン）が、私には快適なので壊れたら第二世代かSONYのイヤホンを買うと思います。
余談ですが、私は気圧の変化に弱く、頭痛が起きやすいので、そのようなときは機械的なAirPodsProを避け、キノコ型を使っています。気持ちの問題かもしれませんが、頭痛がしているときにAirPodsProを使うと吐き気を催す気がしています。といっても、少し前のノイズキャンセリングよりは、雑音が少なく使いやすいのには変わりありません。
そして、AirPodsProには電池という活動時間の限界があるので、キノコ型もちょくちょく使っています。
作業用と睡眠用で耳栓を分けれるのが重要だと思い、使い分けています。
なお、キノコ型は、着脱が簡単、耐久性があるのが強味だと思います。
耳栓ごとにどの音域（高音など）をよくカットしてくれるかなどの違いは、よくわかりません。
Victorの耳栓の耐久性は保証期間が6カ月あるだけあって、2カ月使用しても特に変わりありません。このあたりは、ウレタン型の耳栓にはない強みでしょう。
また、シリコンイヤピースS・M・L、低反発イヤピースS・Mが付属しているので、自分に合うものを取り付けることができます。しかしながら、低反発イヤピースだと私の耳にはフィットしないので遮音性が期待できないのと、着け心地が悪いので使用していません。
このあたりは、実際に試してみないと分からないので博打要素です。ウレタン型やキノコ型の耳栓のように、合わなければ捨てれば良いという気楽な値段ではないです。ちなみにですが、私はVictorの木製カナル型イヤホンを以前に使っていました。思えば、そのときも低反発イヤピースで、この耳栓と同じような着け心地でした。つまりは、値段のわりにと思うところがあり、あまり満足していなかったということです。
Victorの耳栓が破損・劣化したら、また買うかと言われれば迷うところです。ただ迷うレベルなので、買って損したとは思いっていません。結局は予算の問題です。6カ月持つとすれば、サイレンシアとあまり金額は変わらないので、ありなような気がしてきます。
あとは、おしゃれな耳栓にどれぐらいの価値を感じるかではないでしょうか。パッと見でVictorのワイヤレスイヤホンに見えることでしょう。私は主に睡眠用なので、おしゃれな点にそれほどの価値を感じていませんが、それでも有りだとは思います。
私くらいの耳栓歴が長いユーザーだと、耳に何か入っていないと集中できない、落ち着かないまであるので、負担が少ない耳栓の一つとして使用候補にはなると思います。