【オレコレ】運営会社についてちょっと調べてみた




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1.はじめに
週刊少年ジャンプオレコレクション!(以下、オレコレとする。)の配信会社は、株式会社バンダイナムコエンターテインメントであり、運営会社は株式会社ドリコムである。今回は運営会社であるドリコムの決算説明資料を読んでの感想等を書いていくものである。
率直な感想としては、優先順位としてオレコレに力を入れないのももっともだなだ。

2.財務状況
「2018年3月期第3四半期 決算説明会」によると2018年3月期第4半期は「新作寄与により、過去最高の課金売上を見込む」と予想している。
売上高は伸びているようだが、販売費及び一般管理費のその他の金額等が多くて何とも言えない。他には思っていたほど売上高に占める研究開発費の割合が高くなかった。2016年度の「有価証券報告書」によると、売上高は 8,388,502千円、研究開発費は215,259千円、営業利益は932,121千円、経常利益は844,391千円、親会社に帰属する当期純利益は814,575千円となっている。今期の見込売上高は、13,400,000千円、見込純利益-120,000千円と「2018年3月期第3四半期 決算説明会」に書かれている。例えばオレコレがどれくらい寄与しているかなどの個別コンテンツのデータは知ることはできなかった。

個人的に気になったのは、有価証券報告書の「事業等のリスク」に書かれていた「株式会社バンダイナムコエンターテインメントへの依存について」だ。同書より引用させていただくと

『当社グループがソーシャルゲーム事業にて提供する複数のソーシャルゲームは、株式会社バンダイナムコエンターテインメントにより配信されており、同社配信のソーシャルゲームからの収益が当社グループのソーシャル ゲーム事業全体の収益の多くを占めております。株式会社バンダイナムコエンターテインメントと当社との関係は良好に推移しているものと認識しており、今後も当該関係を継続していく方針ではありますが、同社の事業方針に重大な変更があった場合には、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 』

と書かれている。これは書いてあるとおり、依存しているということだろう。

3.IP戦略(運用タイトルの状況)
「2018年3月期第3四半期 決算説明会」によると
・ダービースタリオン マスターズ
・みんゴル
500万DL突破、配信は株式会社フォワードワークス配信
・オレコレ
ドリコムが開発・運営を担当
・レイヤードストリーズ ゼロ
配信はバンダイナムコエンターテインメント
・きららファンタジア
2017年12月11日配信開始 2018年1月15日時点で100万ダウンロードを突破
・ワールドオブファイナルファンタジー メリメロ
2017年12月12日に配信開始、2018年1月19日時点で100万ダウンロード突破
配信は株式会社スクウェア・エニックス
・ONE PIECEトレジャークルーズ
配信はバンダイナムコエンターテインメント
・ジョジョの奇妙な冒険スターダストシューターズ
配信はバンダイナムコエンターテインメント
等々

・ドリコムが開発を担う、『ドラゴンボールZ新作』、『ファミスタ新作』、『アイドルマスター新作」の3本がローンチタイトルとしてリリース予定。開発が進む

「既存/新規あわせ、IPタイトル常時10本の運用を目指す」としている。

4.感想(おわりに)
みんゴル等の人気コンテンツを抱え、その上現在リリース予定の大物タイトルを3本も抱えていればヒットしているとは言い難いオレコレの開発に力を入れる暇がないなと納得させられるものだった。上記タイトルを見ると、自社配信のものが少ないという特徴がある。

これはあくまでも私の推測だが、オレコレはバンダイナムコエンターテインメントや少年ジャンプのメンツを保つために、簡単に配信終了できずに現在のような更新状況になっているのではないかと思う。現在のような更新状況とは、新規イベントの更新頻度が月1ぐらいの復刻イベント続きで、シーンカード強化等の育成要素も後回し、通常クエストは放置になっている状況のことを言っている。オレコレについて、ダウンロード数に触れていないのも気になるところである。

企業名プラスIR情報で検索すれば、その会社の公開している財務情報等を見ることができる。上記のものは、簡易なまとめなので気になった方は、直接検索していただければと思う。

マスター:クレア

<参考文献>
株式会社ドリコム 「有価証券報告書 業年度(第16期)」
「2018年3月期第2四半期 決算説明会」
「2018年3月期第3四半期 決算説明会」

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