【悪質】楽天モバイル、データ利用量を遡及変更して料金請求
概要
楽天モバイルに前月のデータ利用量を遡って変更しデータ利用量を増加されられ、一つ高い料金プランを請求された。
詳細
楽天モバイルの料金プラン
3GBまで、1,078円（税込み）
20GBまで、2,178円（税込み）
20GB超（無制限）、3,278円（税込み）
月末締め、一月単位で請求
2022年12月分のデータ利用量を2023年1月以降に変更し加算して、説明もなく2023年1月12日に確定の請求をされた。私は2023年1月1日正午に、2022年12月分のデータ利用量が2.56GBであることを確認する。この場合、2022年12月分の請求金額は1,078円となる。しかしながら、実際に確定の請求金額は2,178円であった。データ利用量を確認すると3.02GBとなっていた。
データ利用量の反映が遅れることがあるのは承知しているが、実際に私が2023年1月1日正午に確認したデータ利用量と変わっていたのは、2022年12月22日～26日分のデータ利用量だった。この期間のデータ利用量がお知らせもなく、2023年1月以降に増加されて3GBを超えるように調整された。my楽天モバイルというアプリで日々のデータ利用量を確認できるようになっている。このデータ利用量を見て、今現在のデータ利用量がどれくらいかを見ながら利用することになる。2022年12月末に確認したときは2022年12月28日、29日、30日などはいつもと同じ程度のデータ利用量となっていた。そして、2022年12月を終え、2023年1月になって3GB以下であることを確認した。それなのに、何の案内もお知らせもなくデータ利用量を変更し増加させられた。2022年12月31日のデータ利用量の反映が遅れたからではない。悪質と言っているのは、月末を過ぎた後に遡って2022年12月22日から26日の途中部分だけのデータ利用量を増やしていることだ。これでは、利用者はデータ利用量の確認しようがない。そして、ギリギリで3GBを超えるように変更され、一つ上の料金2,178円を請求された点にある。データ利用量を遡って一定の期間分サイレント変更され、請求されるのが不誠実であり、信用ならない。確定の請求を見て、データ利用量のサイレント増加を知った。
私の実際のデータ利用量を知る術はない。楽天モバイルから提供されるデータを信じるしかない。楽天モバイルがmy楽天モバイルで過少にデータ利用量を表示して、月末が過ぎてこちらでデータ利用量の調整のしようがなくなってから、翌月に遡ってデータ利用量を増加させて請求する。これが許されるとしたら、こちらでデータ利用量の管理はできない。ずっと電源を切って0GBにするしか3GB以下の証明ができない。本当に恐ろしいことを何のお知らせも連絡もなく、実際にしてきたのが楽天モバイルだった。
一応書くと、私の住んでいるエリアは普通に回線が入るので、利用に関しては不便を感じていないので楽天モバイルを利用している。上記のような対応するのが、料金の安さの秘密だとしたら非常に残念であり、憤りを感じた。
Twitter上でみると私と同様の被害にあわれた方が数名いらっしゃるようだった。
今回私も声を上げたみた。
なお、本件について問い合わせを楽天モバイルに既にチャットでしている。「調査の上、チャットで連絡する」という旨の返信を得るのに2時間かかった。楽天モバイルの対応次第で追記したいと思う。
【2023年1月16日追記】
翌日にチャットで返信があった。
内容は以下の通りである。そのまま引用する。※スクリーンショットを載せるではなく、あえて文字に起こしています。
楽天モバイルコミュニケーションセンターです。
この度はお問い合わせいただきありがとうございます。先日ご連絡いただきました、2022年12月ご利用のデータ利用量に関して弊社にて調査をさせていただいた結果、プラン料金を確定するデータ利用量に誤りはないことが確認できましたので、ご連絡させていただきました。
詳細はmy楽天モバイルからご確認いただける、利用明細（毎月7日頃より順次閲覧可能）をご確認いただきますよう、お願いたします。
▼請求内容と料金明細を確認したい
（略）
▼データ利用量の確認
（略）
今後とも楽天モバイルをよろしくお願いいたします。
定型文の回答で本当に調べたのかも疑わしい内容である。『お願いたします。』という誤字を送ってくるいい加減さである。内容を見てわかる通り、お詫びや遡及変更した経緯の説明等は一切ない。翌月7日頃までなら、楽天モバイルが自由にmy楽天モバイルの前月のデータ利用量を変更させる。利用者の利便性は一切関係ないということだろう。自分（楽天モバイル）に間違いはないという一方的な対応に嫌悪の情を抱いた。これでは、どちらがお客さんか分からない。
【2023年1月18日追記】
Twitter上で私と同様の状況で、返金対応になったというツイートを複数確認する。
人によって対応を変えていることに憤りを感じ、再度問い合わせをチャットでする。
すると、またデータ利用量に間違いはない、my楽天モバイルのデータ反映は即時ではなく若干の時間差が生じるなどの内容の返答が即座にくる。私は楽天モバイルが人によっては返金対応をしている事実を知ってたので引き下がることなく、こちらで確認の仕様がない状態で、反映の遅れが若干ではなかったこと指摘し、楽天モバイル側の問題であることを説明する。すると一転する。こちら（楽天モバイル）に一時的なエラーにより当事象が発生した可能性がある、少し時間をくれと返信がきた。間を数分空けてから、お詫びと返金対応したい旨の送信がきた。そして、口座振込にするから、口座情報を教えてくれときて、返信すると来月の末に振込予定と返ってきた。今回のやりとり自体は非常にスムーズだった。既にマニュアルができている案件なのではないかと感じた。オペレーターによって対応が違うのは好ましくないと思うので、マニュアルがあるとすれば良いことだと思う。
一応書いておくが、お問い合わせの際にこちらから「返金」という言葉は出していないし、詳細に事実だけを書いて、もちろんです・ます文章で送信している。また、私の送信内容が伝わりにくかった可能性もある。お願いの形式では伝わらなかったのかもしれない。なお、チャットのやりとりはmy楽天モバイルのお問い合わせに残っている。
まだ実際に返金してもらったわけではないが、少し溜飲が下がった。1回目の問い合わせで、返金してくれなくてもお詫びや説明等があれば、気持ちは大分違ったと思う。自分で言うのも何だが、ごね得みたいでスッキリしない部分がある。気が弱い人は問い合わせをしないし、しても問題はないと言われれば泣き寝入りする可能性がある。私も返金対応になったというツイートを発見していなければ諦めていただろう。Twitterで情報発信していただいた方には感謝である。何はともあれ返金対応してくれる予定の楽天モバイルの対応に感謝しつつも、私も楽天モバイルユーザーの何かの参考になればと思い、記録を残すことにした。実際に問い合わせするのに大分労力を消費した。