独学1か月で宅建に合格する方法

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はじめに

約1か月の勉強で実際に独学・初学で合格した体験を基に書いています。
私が合格したのは2018年の10月の試験です。
当時リアルタイムで付けていた勉強記録等はこちらになります。

今回書く目的としては、宅建士登録したまま現実生活で全く利用していないため、ブログのネタとして利用しようというのが一つあります。
当ブログの閲覧は無料ですので、よくわからない講師にお金を落とすよりは経済的ではないでしょうか。

結論を先に書くと、100時間程度の集中した勉強時間が必要になります。
大学生など毎日8時間程度勉強できる方は1か月もかからず合格できると思います。
逆に社会人などで3ヵ月間こつこつ勉強する方は、忘れる分が多くなるのでもっと勉強時間が必要になると思います。

私個人の体験談、勉強法の一つ程度に考えていただき、学習時間確保するのを第一に考えていただければと思います。
当然学習時間は多い方が、合格しやすいです。

勉強方法

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滝澤ななみ氏のみんなが欲しかったシリーズのテキストと問題集を使うことを想定して書いていきます。
理由は、このテキストと問題集以外のテキストと問題集を見たことがないからです。
当然に使うのは最新版です。古い年度のだと、法改正や試験に出る業界時事問題に対応していません。
先月行われたFP2級もみんなが欲しかったシリーズで合格点を取れたので、合格点を取るのに必要な情報が載っているものとして私は信頼できるものと考えています。
資格学校の対面授業講座なら勉強場所と勉強時間確保の意味があると思いますが、通信教育を利用するくらいならみんなが欲しかったシリーズで十分だと思います。
FPの勉強のときにもみんなが欲しかったシリーズを使って、みんなが欲しかったシリーズの利用方法に理解が深まったのでその経験も加味して書きます。

これは個人の感想ですが、みんなが欲しかったシリーズの本試験問題の網羅率は、テキストが90%前後、問題集が70%前後だと思います。

問題集ばかり回していても、合格点をちょっと超えるか超えないかくらいであまり伸びないと思います。

宅建の試験は相対試験なので、8割弱必要な年があります。
運が悪いとギリギリの勉強では、悪い方に転ぶ可能性があります。
実際に私はボーダーギリギリでした。
そんなに時間が余る試験ではないので、簡単な問題を落とすなど、ケアレスミスも起きます。

テキストをパラッと読んで、直ぐに問題集を解くという方法が私が取っていた方法でした。
そして、間違った問題を中心に復習するというオードソックスな勉強方法です。
私の場合は平日30分~2時間、土日祝日5時間程度の勉強時間でした。
合計110時間程度だったと思います。

これだと実は効率が良くありません。
問題集を周回しても、問題集の情報量が少ないのでただ問題集番長になるだけです。
もちろん間違えた問題を解けるのは大前提です。
問題集中心のアウトプット勉強法にしたい場合、問題集をもう1冊を用意した方が良いと思います。同じ問題集を回しても解答の選択肢を覚えてしまい、初見の問題への対応力が付かないからです。

問題集を2冊仕上げるのは、時間がかかるので100時間程度では難しいでしょう。
そこで、私が考える効率的な学習方法はテキストのインプットを中心にした勉強法です。
教科書の方が情報量は多いです。パラッと読んで教科書を終えるのではなく、パラッと読んだ後、じっくりと読みましょう。
そして教科書の内容が頭に入ったら、問題集を解きましょう。
この頭に入ったらというのは、書いてあることを暗記したらと同義です。
みんなが欲しかったシリーズはこれ以上ないくらいにフランクに(簡単な言葉で)書かれています。
その分、ほんの極一部は捨てている(省略されている)ところもあると思います。
問題集だけでのアウトプット量不足は、市販の3回分付いている予想問題で補いましょう。
私はTACの直前予想問題集を利用しました。
問題集と直前予想問題集でアウトプット量は十分だと思います。

私は予想問題で点数が取れなくて、問題集を周回するアウトプット中心のスタイルから教科書中心のインプット中心のスタイルに移して何とか合格に滑り込みました。
予想問題を解き始めたのが1週間前で、そこから新しい問題集を買おうかと思いましたが、お金が勿体ないのでやめました。
教科書、問題集、直前予想問題集の3点セットで合格点は取れます。
この3点で合格できなければ、集中した勉強時間が足りなかったということだと思います。
私の場合は、教科書は3回以上、問題集は2回と間違った個所、直前予想問題集を1回、前年の過去問を1回解いて、本試験を迎えました。
個人的な感想としては、教科書だけで合格は可能だと思いますが、問題集だけでは難しいと思います。
宅建は全問選択肢のマークシート試験です。
自動車免許試験などの本当に簡単な試験は、問題集の答えだけ覚えれば(丸暗記)合格できます。
宅建は問題集の答えだけを覚えていく方法だと、やはり問題集は2冊必要になるのではないでしょうか。
なお、民法などでは、答えの丸暗記では効率が悪いと思います。

そして、私は進捗状況をこのブログに付けていました。
進捗状況を付けて公開することは、最低限でも勉強しなければというモチベーションになりました。
SNSで勉強記録を公開するのは、非常におすすめです。

仮に、私に3ヵ月間勉強期間があっても8割取れれば良いという勉強法を取るので、大きく点数が伸びることはなかったと思います。

<参考:直前期の点数>

2018年10月11~14日
2017過去問(35点)
宅建士の直前問題集(第1回)(31点)
2018年10月15日 宅建士の直前問題集(第2回)(30点)
2018年10月17日 宅建士の直前問題集(第3回)(29点)
2018年10月21日 試験本番38点(合格)

直前に解いた問題や読んだ内容がそのまま出る世界です。
1週間でも大きく伸びるので、直前の追い込みは重要です。

おわりに

別に1ヵ月に拘る必要はないです。
中学生のときに、定期テストで全然勉強してこなかったアピールをしてくる人がいましたが、大人になってやるのは大変恥ずかしいことです。
私は自己啓発の受験だったため、割ける時間が1か月だっただけです。
仮に落ちていても、メンタルが落ち込むだけでした。
仕事等で必要な方は、私のような一定数いるただの自己満足受験者に負けないように十分な勉強時間を確保できるかにかかっていることでしょう。

上記の勉強方法が何かの参考になれば幸いです。

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