【3DS】ドラクエ11の感想【コスパ最強】

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1.はじめに

大変申し訳ないが、中古で購入させていただいた。なんとケース付きで約500円だった。ワンコインでこんなに楽しめるのはコスパ最強である。プレイ時間は、約60時間だった。ドラゴンクエスト(以下、ドラクエ)の楽しさを再認識させられた。やりこみ要素多数、街のモブキャラもセリフがある上に、時期によってセリフが変わるなど本当に芸が細かかった。これから、ドラクエ3のリメイクが販売されるが、その前にぜひプレイされてみてはいかがだろうか。ドラクエ11は、正統な勇者の物語で、ドラクエ3の世界観に近いものがある。名作と言っても過言ではない。

なお、私が今までプレイしたことがあるのは、ドラクエ3、5、7、8である。
ドラクエのRPGのプレイはかなり久々であることや、オンライン型の9,10は未プレイだということをご了承いただきたい。
また、ドラゴンクエストライバルズやテリーのワンダーランド(ios版)をプレイしていたので、11の登場人物やラスボス等は知っていた。

以下に、良かった点を挙げていく。多少のネタバレはあるので、ご注意願いたい。

2.2Dモード

3DS版では、2Dと3Dモードを選べる。2Dモードプレイすると、まるでスーパーファミコン(レトロゲーム)をプレイしているようであった。ロトゼタシア(ロト)の正統な勇者の物語であるドラクエ11の世界観もあって、昔にプレイしたドラクエ3を思い出させられた。

2Dモードは、操作が単純明快ストレスがない。昨今のリアリティを追求する方には、そもそも3DS版は向いていないと思う。私としては、これ(2D)が良いんだよと言いたい。余談だが、私はスパロボ愛好家である。最近のスパロボはシナリオが適当でアニメーションゲームなので、アニメーションがしっかりしてないと楽しめないだろう。スーパーファミコンのような、ほぼ棒立ちではちょっと厳しい。ゲームによって、リアリティの良し悪しは、個人的な話だが、変わってくると思う。

3.ストレスなしの進行

攻略サイトや情報は必要なく、特に迷うことはなかった。
つまり、簡単ということだがシナリオがしっかりしているので最後まで楽しめた。
レベル上げなどの横道に逸れることなく、スト―リーに乗っかって進めていけば、ほぼそのまま最後まで行ける。「闇のころも」というトラップに気づかず、最後だけ桁外れの強さだなと思ったが、これはご愛敬である。ネタバレを極力避けたいので、最小限に抑えて言うが、何ターン待っても、自動的には「闇のころも」は消えない。ドラクエ3でも同じような設定があったような気がしたなとここでも思い出させられた。

真のラスボスを倒したときの勇者のレベルは68だった。最初「闇のころも」トラップに気づかなかったため、レベル上げや装備品が必要だと考え、ほぼ全てのミッションを終えた結果なので、もう少し早くクリアすることは可能だったと思う。鍛冶場の武器作成に関しては諦めた。まず素材が微妙に足りないのである。そして、レベル68では、Sランクの武器を+に仕上げることはできない。それでも、十分、戦える。勇者~や英雄王~が落ちているので、特に勇者とグレイブの装備は十分。

ダンジョンの小ボスや中ボス、ラスボスなどは正直弱かった。ボスに辿り着くまでのMPの消費や調整が難しった。道中の通常モンスターの攻撃力が170ぐらいあって、2,3回攻撃してくる上に、それが何体も出てくるのだから、道中のモンスターの乱立の方が強いまであった。ボスはルカニとバイキルトのワンパターンで簡単にクリアできた。

スタメンは、グレイグ、勇者、ロウ、ベロニカ(シルビア)だった。
ベロニカは最大HPが低いので、シルビアと交代しながら使っていた。ベホマラーなどの回復が、交代要員にも効果が及ぶのでプレイしやすかった。

故鳥山明氏のキャラクターデザインは、やはり最高である。マルティナが武道家でありながら、お色気枠なのが心憎い。ダイの大冒険のマァムと同じような立ち位置であり、他にもダイの大冒険の要素が多数出てくる。例えば、ギガブレイクやグランドクロスなどである。ダイの大冒険も好きなので、その点も良かった。

結婚までたどり着いたが、まさか勇者様がチョメチョメになるとは鳥山作品のような結婚のあっけなさだった。個人的には、ドラクエ5のように相手を選べるようにして、マルティナエンドの選択肢があれば言うことはなかった。それが唯一の心残りと言える。
(ドラゴンボールの悟空とチチよりあっけないので気になって調べてみたら、Switch版だとこの点が改良されているようだ。多くのユーザーが私と似たような感想を持ったであろうことは想像に難くない(笑)。繰り返しになるが、結婚イベントについて3DS版は本当にあっけない。)
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4.おわりに

ドラクエはやはり作り込みのレベルが違うと思った。ポチポチゲームであるソシャゲでは味わえない本格的なRPGだった。
チップスを一つ置いておくと、小さなメダルはサマディー城下町の馬レース・ブラック杯の参加賞で無限回集できるので、必死にクエスト等で集める必要がない。ブラック杯はネルセンの試練で解放できるので、つまりは最終版にプレイ可能。
また、勇者の盾は小さなメダル集めると入手できるので、ダンジョンには落ちていない。
制作中とされているドラクエ12が堀井氏の手で完成されることを心より願い結びとしたい。

<参考文献>
ドラゴンクエストⅪ 過ぎ去りし時を求めて SQUARE ENIX

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